Dr.三谷、Dr.難波について

先進医療(MIS・Navigation)の紹介

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MIS(Minimally Invasive Surgery) 最小侵襲手術

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 MIS人工関節手術は、従来の人工関節手術に比べ、術後の痛みが劇的に軽減し、早期のリハビリ・退院が可能となる画期的な手術方法です。

 この手術を受けた方が、必ず喜んでもらえる、ぜひおすすめしたい方法なのですが、日本でMISを行っている施設は、とても少なく、基本的な知識について、ほとんど知られていないのが現実です。

 そこでMISが、みなさんのより身近になるよう、簡単にまとめてみました。今、膝や股関節が痛くて困っている方に、少しでも参考になれば幸いです。

Navigation(ナビゲーション)

 ナビゲーションを用いた手術とは、あらかじめ患者さんの骨の形態をコンピューターにおぼえさせた後、コンピューター画面にリアルタイムに股関節や手術器械を映し出し、術野とコンピューター画面と見ながら、正しい位置に手術がおこなえているかどうか、確認して手術をおこなう方法です。
 非常によい方法で、今後も無限の可能性を秘めており、国の先進医療のひとつとしても認められています。ただし、欠点があります。手術中に、アンテナがずれれば、当然画面上の股関節、膝関節も間違って表示されます。したがって、真正直に信じてしまうと、とんでもない手術になる可能性があります。また、不慣れな術者であれば、手術中に間違いに気がつかない可能性もあります。つまり、ナビゲーションがあれば、万能で、安心で、誰でもMISが出来るわけではないのです。

 我々は、現在、ナビゲーションを用いた手術を積極的に行っていますが、やはり大事なのは、経験をつんだ術者の目で、少しでもおかしいと感じられたときは、ナビゲーションを過信することなく、本物を入れる前にトライアルといわれる本物と同じ形をしたものを骨の中に入れて、レントゲンを撮影し、適切な手術ができていることを確認してから、本物を入れることにしています。この一連の作業をおこなうことで、10分は余計な時間がかかってしまいますが、人工関節は手術をおこなってから10年以上の付き合いが始まります。10分を惜しんで、後で悔やまぬよう、安全確実に手術をさせていただいております。

 実際、今MIS人工関節を行っている施設で、ナビゲーションを用いているところのほうが少ないですし、確認のレントゲンを術中に撮ることで、ナビゲーションがなくても、基本的には困りません。ですが、正しく使うことができれば、術中の放射線被爆も減らし、適切な手術をおこなうための補助ツールとなり、今後もいろんな可能性を秘めています。したがって、我々は、今後も必要に応じて、ナビゲーションは積極的に併用しようと思っています。

山陽新聞 Dr.インタビューも参考になります。

詳しい説明

人工股関節, MIS(THA)について 人工膝関節, MIS(TKA,UKA)について その他のMISについて

関連リンク

 私の言葉足らずの部分の補うつもりで、皆さんの参考になるホームページを挙げています。
考え方もいろいろありますので、ぜひご覧ください。

人工関節ライフ
人工関節の広場
関節が痛い.com
人工関節ドットコム