ひざ関節

ひざ関節の病気と治療

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ひざ関節

ひざ関節は、太ももの骨(大腿骨=だいたいこつ)、すねの骨(脛骨=けいこつ)、そしてひざの皿(膝蓋骨=しつがいこつ)からなる関節です。さらに、関節の周りに靱帯(じんたい)や筋肉があり、安定性を保つことができています。また、大腿骨と脛骨および膝蓋骨の表面は弾力性があって、滑らかな軟骨でおおわれています。軟骨は関節を動かしたり、体重がかかった時の衝撃を緩和するクッションの役目をもっています。

人工ひざ関節を必要とするひざ関節の病気

1 変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)
ひざ関節の軟骨が、加齢による磨耗やケガによる軟骨損傷によって、長期間かけて減っていくことが原因です。
一度損傷した軟骨は回復するのが難しく、痛みが徐々に増加する傾向にあります。また、脚が「O脚」になるとひざの内側に負担がかかり、痛みが生じやすくなります。
50歳~60歳くらいから発症し始め、女性のほうが男性よりなりやすく、国内では、約1000万人もの方が変形性膝関節症に悩まされていると言われています。


2 関節リウマチ(かんせつりうまち)
発症原因が不明な病気で、関節が腫れ、痛み、こわばりを感じます。
初めは手の指や手関節などに症状が現れ、次第にひざを含む全身の関節に広がり、慢性化します。ひざ関節の症状としては、関節が腫れたり、水(関節液)がたまったり、関節の骨が破壊されることもあり、症状が進行すると、歩行できないほどの痛みを伴う場合があります。女性の発症数は男性の約3倍と言われています。


3 大腿骨顆部骨壊死(だいたいこつかぶこつえし)
ひざ関節の大腿骨顆部(ひざのすぐ上で大腿骨が大きくなっているところ。内側(ないそく)顆部と外側(がいそく)顆部がある)に骨壊死を生じる病気です。
70代以上の高齢の女性に圧倒的に多く、発症当初はレントゲンでは見つけられない場合が多くあります。
痛みは夜間痛であったり、かなり激しい痛みが数か月から半年程続き、再度レントゲンを撮ってみて初めて判明することも多く、また診断にMRIが必要となることも多くあります。