患者さんからの質問と答え

無輸血手術について(宗教上の理由など)

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左股関節痛がひどいため、現在手術を考えていて、病院を探しています。
外科的処置として、自己血を輸血用に貯血するのではなくて、血液希釈やセルサルベージでの処置を希望しています。
宗教上の理由で輸血ができないため、輸血なしでの手術を希望しています。そちらの病院では、輸血なしの方法での手術の受け入れは可能なのでしょうか?

質問の答え Answer

低血圧麻酔と、セルセーバーを用いた方法ですが、いずれも輸血回避のための決定打になるものではありません。むしろ補助的な方法です。当院でも珍しい血液型の方の場合は、自己血をとった上に、セルセーバーを念のため回すといった具合に用いることがほとんどです。したがって、血液希釈とセルセーバーだけだと、他人からのいわゆる輸血の可能性は高いと考えます。もちろん、もともと血液が濃い方であれば、可能かもしれませんが。

輸血なしの手術については以前も相談を受けたことがありますが、その方は、血液濃度が薄いため、輸血せずに手術するのは難しいとお伝えしました。血液濃度が高い方であれば、たぶん大丈夫ということは言ってあげられますが、絶対大丈夫とまでは言えません。