患者さんからの質問と答え

追加の質問

Mさん

あと2点ご質問させていただきたいのですが、
『麻酔をかけるかけないの最終判断は、麻酔科医師が決めます』とのことでしたが、最終手術をするかしないかの決断は基本麻酔科医の判断になる との解釈で構いませんでしょうか?

また場合により異なるかとも思いますが退院までの期間はどれくらいを目安に考えていたらよいのでしょうか?

質問の答え Answer

・『麻酔をかけるかけないの最終判断は、麻酔科医師が決めます』とのことでしたが、最終手術をするかしないかの決断は基本麻酔科医の判断になる との解釈で構いませんでしょうか?

整形外科的には、十分手術適応であると判断しても、麻酔科の先生が、全身状態を把握した上で、手術をすること、麻酔をかけることによって、患者さんの生死のリスクがあまりにも高いと判断した場合、手術は不可能と、我々もあきらめざるを得ないということです。例えば、今、お母さんが、言葉は悪いですが、仮に癌に侵されており、手術しか助かる方法はないけども、手術はかなり危険を伴いますといわれたら、おそらくほとんどの方が、それでも助かるのぞみがあるのなら、手術してくれというと思います。しかし、我々整形外科では、悲しいことに命の問題はないため(本人がいたいのさえ我慢すれば死ぬことはないため)、逆に手術適応は慎重になります。手術をして、いくら股関節がきれいになっても、心臓が止まっては絶対いけないのです。手術をする以上、かならず手術してよかった、歩けるようになったと喜んでもらわなくてはいけないので、手術前の検査で、もし悪いところがあれば、出来るだけ術前に治していただいてから手術することはしょっちゅうです。

退院までの期間は、51歳なら、まず術後2週間で歩いて帰れます。一本杖歩行が安定するのに1週間はかからないでしょう。日本は医療費が安いので、長い入院を希望される方がいますが、現実に2週間あれば、ほとんどの方が、一本杖歩行で歩いて帰られますし、どこか他の病院に転院するわけでもありません。自宅に帰るケースがほとんどです。もちろん再置換や、何か合併症がおこったりした場合は、我々が問題ないと判断するまで入院していただきます。